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スウェーデン語教師。スウェーデンの田舎生活で日々感じることを綴ります。

【語学スウェーデン語 発音】Yの発音

はじめに
スウェーデン語の母音vokalerは9つあります。
(a, i, u, e, o, y, å, ä, ö)
対して、世界の多くの言語と同じように
日本語の母音は5つ(あ、い、う、え、お)。

日本人がスウェーデン語の母音の発音を学ぶとき
考えないといけないのは、
スウェーデン語には日本語にはない音が
4つもあるということ、そして
スウェーデン語と日本語に共通する音でも
同じ音の出し方ではないということです。

今日は、日本語にはない音の一つ、Yについてです。

はっきり発音できてる?
Yの発音に自信がありますか?
長いY [yː] kyl, flyta, nys, tyda
短いY [ʏ] kyss, flytta, nyss, tyska

自分のYの発音が、IやUに聞き間違えられた
という経験がありますか?

Nyと言っているのにNi? Nu?と聞き間違えられたり。
Flyttaと言いたいけどFlittaと言ってしまったり。
FyraとFira、Furaの区別が曖昧だったり。

Yの発音の特徴
知っておくべきことがあります。
Yは、rundade vokalerの一つです。
Rundadeとは「唇を丸める」ことですが
つまり唇を前に出すことで出る母音なのです。

唇を前に突き出すと、
前歯と唇の間に空間が大きくなります。
ここにできる空間によって、
出る音の質が変わるのです。

Yは、Iという音を出しながら
唇を前に突き出すと出ます。

スウェーデン語のIとYの違いは
唇を前に出すか出さないかだけです。
だから、スウェーデン人ではない人の発音で
YをIと発音している人が多いのです。

日本語風発音に気をつけて
ここでひとつ注意点。

まず、Iという母音は日本語にもありますが、
スウェーデン語のIは、口角をより横に広げます。

日本語で「い」と発音するとき、
滑舌によっぽど気をつけていない限り
前歯は上下ほぼくっついていつつも
唇はちょっとだけだらっと開けた程度で発音します。

スウェーデン語のIを発音するときは
唇の端をできるだけ横に伸ばすことを意識します。笑顔!

これは、実はYの発音をする上でも大事です。
唇の端を横に伸ばすことを意識せずに唇を前に出すと、
唇が若干すぼみ過ぎてしまい、
もしかするとスウェーデン語のUに聞こえかねないからです。

Nyは、日本語風に言えば「にゅー」ですね。
これだとスウェーデン語として聞いたとき、
はっきりした発音に聞こえづらい可能性があります。

もちろん日本語と同じように発音して
通じる音もたくさんありますが、
Yに関しては、特に長いYでは
どの音を発音しているのかという自分の意思が
相手に伝わりにくくなる可能性があります。
ちょっと気をつけるだけで、伝わりやすさが
随分と変わるはずです。


長くなりましたが、
Yの発音、どうでしたか?
スウェーデン語の勉強応援してます。
一緒に頑張りましょう。

練習の参考にこちらをどうぞ。

 

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